ちょっと前になりますが、パスポートの査証欄の余白(残りのページ)が少なくなってきたのでページ追加(増補)手続きに行ってきました。
発給申請(切替申請)手続きよりも簡単だったので増補申請の費用や時間を解説しますね。
世界一位に輝いた日本のパスポート
ビザを取得しなくても渡航できる国と地域の数は190ヶ国と、2018年版世界パスポートランキングでビザなしで渡航できる国と地域の数がシンガポールと並び、世界一位に輝いた日本のパスポート。
日本人がビザなしで渡航できる国は近年も増え続けていますが、まだロシアやキューバに行くにはビザが必要です。また、ベトナムのように前回のベトナム出国日の翌日から起算して31日以上の期間が経過していない場合(30日以内に2回入国する場合)はビザが必要になったりします。
入国審査時の余計なトラブルとか考えると、パスポートはある程度余白があった方が良いので、残りのページが少なくなってきたら早めに増刷手続きに行きましょう!
パスポート(旅券)査証欄の増補申請って?
査証欄はパスポート1冊につき1回だけ増やすことができます。
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/passport/guide/application/0000000372.html
新規にパスポートを申請するときにあらかじめ査証欄を増やしておくこともできます。そのときは、新規発給申請書に査証欄増補申請書を添えて申請してください。 手数料は新規発給分+査証欄増補分となります。
パスポート1冊につき1回だけ査証(ビザ)欄を40ページ増やすことができます。2回目以降はパスポートの新規発行になり、また査証欄の余白がなくなった場合も同様に、有効期間に関係なくパスポートの新規発行申請することもできます。
新規にパスポートを取得する際や、切り替え申請時にも増補申請ができるので、頻繁に海外に行かれる方は一緒に申請しておく事をオススメします。
また申請はどこでも出来るので、職場の近くのパスポートセンターでも手続きが可能です。
査証欄の増補申請に必要なものとは
一般旅券査証欄増補申請書
申請書は外務省のサイトや各都道府県や市町村のサイトからダウンロードして印刷することも可能ですが、申請窓口にも準備されています。
現住所が確認できるもの
運転免許証や健康保険証等、住所が確認できる書類が必要です。
現在お持ちのパスポート
もちろんパスポートが必要です。
代理人が申請する場合は、申請書に申請者本人の署名が必要になります。
また、申請にあたって代理人の方の本人確認のための書類も必要になります。
申請費用は2,500円
申請費用は各都道府県の手数料500円と申請費用2,000円の合計2,500円です。
手数料は、旅券交付窓口の近くにある「収入印紙・手数料取扱窓口」で支払います。東京都の場合は、支払い後に収入印紙の貼付と合わせ東京都手数料の領収金額を印字した旅券引換書をもらえるので、それを持って旅券交付窓口に提出します。
申請から受け取りまでの時間はたったの2時間
申請してから受け取りまでの時間は約2時間です。東京都の場合は午前9時から午後2時30分までに申請があった場合は、その日のうちに受け取りが出来るようです。
代理人に旅券の受領を依頼するときは、申請時に受け取る旅券引換書の「代理受領のための委任状」にパスポート所持人自身が必要事項を記入し、代理の方が持参する事になります。その際、代理の方も運転免許証や健康保険証等の本人確認のための書類が必要になります。
増補後のパスポート
一番最後のページに追加されています
増補で増えた40ページがテープで貼ってあります。
ちょっと厚くなった増補後のパスポート。